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日本化学療法学会、抗菌薬適正使用生涯教育ビデオセミナー(東北地区)を開催します。

平成22年3月7日(日)
東北大学医学部臨床小講堂
定員: 100名

事前申し込み制(学会事務局へ)で日本化学療法学会会員は無料、非会員は10000円です。
抗菌化学療法認定医・歯科医師・薬剤師制度の申請・更新20単位となります。

http://www.chemotherapy.or.jp/workshop/tekisei_video.html
ベーシックレクチャーでは、「感染症クリニカル・マネジメントの実際」をテーマに、臨床感染症の症例を紹介させていただきました。

1. 輸入感染症
高山 陽子 (東北大学大学院 感染制御・検査診断学)


2. 壊死性筋膜炎
金森 肇 (東北大学大学院 感染制御・検査診断学)


3.  検査室や実験室で注意を要する病原体
八田益充 (東北大学大学院 感染制御・検査診断学)

「パンデミックへの備え-医療機関での対応-」の動画を掲載しました。

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「動画「ICTラウンドのポイント」を掲載しました。」の動画を掲載しました。

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「抗生物質の正しい使い方」の動画を掲載しました。

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「感染制御の基本的技能と採血手技」の動画を掲載しました。

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第9回日本バイオセーフティ学会総会・学術集会のご案内

 このたび、第9回日本バイオセーフティ学会総会・学術集会を、賀来満夫学会長(東北大学大学院 医学系研究科 感染制御・検査診断学分野)のもと、平成21年12月10日(木)・11日(金)の2日間にわたり仙台国際センターにて開催させて頂くことになりました。
 今や感染症の問題は医療関連施設にとどまらず、広く地域社会全体の危機:クライシスと認識されるようになってきており、すべての医療関連施設はもちろんのこと、地域全体の感染症に対する危機管理体制の構築が不可欠な状況となっています。その中で、社会におけるバイオセーフティ対策もますます重要性が増しております。
 本学会では、特別講演としまして長崎大学名誉教授の松本慶蔵先生に「感染症の過去・現在・未来」についてご講演頂くほか、第二波の発生が懸念される新型インフルエンザに対応すべく、「新型インフルエンザシンポジウム」を開催致します。また、海外からの招聘講演やランチョンセミナー、4つのセッション(施設・動物実験、アジア各国におけるバイオセーフティ、消毒と滅菌関連、医療機関におけるバイオセーフティの実際)、一般演題(口演・ポスター数題)も予定しております。その他、新しい取組みと致しまして、感染症臨床の実際についてのベーシックレクチャー「感染症クリニカルマネジメントの実際」も開催いたします。
 今年度も2日間にわたり、十数社の企業からのご協力のもと、バイオセーフティ関連の機器、病原体輸送器材などの展示も行います。
 本総会・学術集会が、社会におけるバイオセーフティのより一層の向上につながりますよう、万障お繰り合わせの上、多数の方にご参加頂けますようお願いいたします。
○学会長: 賀来満夫会長(東北大学)
○会 期: 平成21年12月10、11日(木、金)
○会 場: 仙台国際センター
○会 費: 学会参加費1万円、懇親会費5千円

会場案内・学会プログラムについてはこちらからご覧下さい。

詳しい詳細についてはこちらからご覧下さい。
第2回東北感染制御ネットワークフォーラム 写真1
第2回東北感染制御ネットワークフォーラム 写真2

「感染制御ベーシックレクチャー」

【1.インフルエンザ】
   司会:矢野 寿一(東北大学大学院 臨床微生物解析治療学)

①インフルエンザとは
 山田 充啓(東北大学大学院 感染制御・検査診断学)

2009年春にメキシコで発生した新型インフルエンザは、瞬く間に全世界に広がり、世界的大流行、いわゆるパンデミックを引き起こしている。日本もその例外でなく、急速に感染者数が増加している。インフルエンザはインフルエンザウイルスによって起きる感染症であるが、これまでに20世紀だけでも3度の新型インフルエンザウイルスの出現によるパンでミックが引き起こされており、人類にとって大きな脅威となっているウィルス感染症である。
本セッションでは、インフルエンザウイルスの構造・遺伝子的特性・増殖メカニズムなどインフルエンザの基礎的情報を中心に解説する。また過去のインフルエンザによるパンデミックからの情報についても提供する。本セッションが新型インフルエンザに立ち向う方々への一助になることを希望する。

②新型インフルエンザ(H1N1)の臨床像
 高山 陽子(東北大学大学院 感染制御・検査診断学)

2009年3月、メキシコではじめて新型インフルエンザ(以下H1N1)の感染事例が確認された。交通網の発達に伴い、過去のパンデミックインフルエンザと比較して感染は短期間で世界中に拡大し、6月にはWHOによるパンデミック宣言がなされた。わが国でも5 月に国内初の感染事例が確認されて以降、患者数は増加し、7月24日の時点で47都道府県4,986例が報告された。
H1N1の臨床的な特徴は、若年者に多く高齢者に少ないこと、基礎疾患(糖尿病、循環呼吸器慢性疾患、自己免疫疾患など)や妊婦で重症例や死亡例がみられること、病原性は中等度で感染率は季節性インフルエンザよりやや高いこと、タミフルやリレンザに効果があることが挙げられる。
このセッションでは、H1N1 発生後の経過と臨床像を中心に解説する。

③インフルエンザの対策と予防
 西巻 雄司(東北大学大学院 感染制御・検査診断学)

2009 年4 月の新型インフルエンザ出現以降、世界中から多くの情報が集積されてきた。今回の新型インフルエンザのパンデミックは、人類がリアルタイムに情報を共有出来るようになってから初めて経験するものであった。世界中から発信される情報をもとに、この数ヶ月間、インフルエンザ対策は頻回に変更を加えられてきた。
このセッションでは季節性インフルエンザおよび新型インフルエンザの対策について、現時点での情報を提供する。感染予防については、感染対策の基本である標準予防策と感染経路別予防策の概要を含めて解説する。ワクチンについては、季節性・新型インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンについての情報を提示する。また、新型インフルエンザの治療と予防内服、薬剤耐性、新薬についても情報を提示する。

第2回東北感染制御ネットワークフォーラムの詳細につきましては、こちらをご覧下さい。

第2回東北感染制御ネットワークフォーラムのプログラムを掲載しました。

詳しくはこちらから
第2回東北感染制御ネットワークフォーラムを開催します。
日 程:8月29日(土) 13:00~18:00 (展示 13:00~18:00)
      8月30日(日) 9:00~16:00 (展示 9:00~15:30)
会 場:仙台国際センター
参加費:3,000円

詳しくはこちらから
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